
Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)のアナリストは本日、Appleエコシステムの広範さに焦点を当てた新たなレポートを発表しました。具体的には、iPhoneがApple Watch、iPad、Mac、Apple TVといった他のApple製品へのゲートウェイとしてどのように機能するかに焦点を当てています。
このレポートでは、CIRP のパートナー兼共同創設者である Josh Lowitz 氏が、調査で尋ねた質問について次のように説明しています。
Appleユーザーはどのような電子機器を所有し、どのようなApple製品を所有しているのでしょうか。Apple WatchやAirPodsのように、iPhoneと連携する製品は人気です。iPhone購入者は両方の製品に惹かれており、Appleは両方の市場で大きなシェアを獲得し、成長を続けています。iPhone購入者はタブレット、特にiPadを所有する傾向にあります。iPhone購入者のタブレット所有率はPCとほぼ同数で、Appleはタブレット販売において圧倒的なシェアを占めています。
調査によると、iPhone購入者のほぼ全員が何らかのパソコンを所有している一方で、Macを所有しているのは40%弱でした。タブレット市場では、iPhone所有者の約80%が何らかのタブレットを所有しており、約70%がiPadを所有しています。以下は完全なチャートです。AppleがスマートスピーカーとストリーミングTV業界でいかに遅れをとっているかがよく分かります。

iPhone購入者のデバイス所有状況(2021年6月までの12か月間)
CIRP のパートナー兼共同創設者である Mike Levin 氏は次のように説明しています。
Appleは、モバイル市場での成功を家庭用デバイスの販売で再現できていない。iPhone購入者のほぼ全員がPCを所有しているものの、Appleは市場シェア41%に過ぎず、市場を独占しているわけではない。また、ストリーミングTVデバイス分野でもAppleのシェアは比較的低く、iPhone購入者の3分の2以上がPCを所有しているものの、Apple TVボックスを所有しているのはわずか39%に過ぎない。前述の通り、スマートスピーカー分野ではAppleのシェアは非常に小さい。iPhone購入者の間では、この分野は成長しており、45%が1台以上所有しているものの、そのうち75%は競合他社の製品を所有している。
CIRPによると、この調査結果は、2021年6月までの12か月間にiPhoneを購入した米国のApple顧客約900人を対象にした調査に基づいているという。
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