iOS 17.3とmacOS 14.3には10以上のセキュリティ修正が含まれています

Appleは月曜日にiOS 17.3とmacOS Sonomaを一般公開しました。これらのアップデートでは、Apple Musicの共同プレイリストやiPhoneユーザー向けの新しい盗難デバイス保護モードなど、いくつかの新機能が追加されています。また、両方のアップデートには10​​件以上のセキュリティ修正も含まれています。本日のアップデートで具体的に何が修正されたのか、以下で詳しく説明します。

iOS 17.3およびmacOS 14.3に含まれるセキュリティパッチ

Appleのセキュリティリリースウェブページで詳細が説明されているように、iOS 17.3とiPadOS 17.3には15件のセキュリティパッチが含まれており、macOS Sonoma 14.3では16件のセキュリティホールが修正されています。両システムには多くの機能やアプリが共通しているため、発見・修正された脆弱性のほとんどはiOSとmacOSで共通です。

修正されたエクスプロイトの1つはAppleのNeural Engineに影響を及ぼし、カーネル権限で任意のコードが実行される可能性がありました。メール検索における別のエクスプロイトは、サードパーティ製アプリがユーザーの機密データにアクセスできる可能性があります。また、ショートカットが特定のアクションでユーザーに確認を求めることなく機密データを使用できるエクスプロイトも修正されました。

興味深いことに、タイムゾーン管理に関連した興味深い脆弱性があり、アプリがシステムログでユーザーの電話番号を確認できる脆弱性がありました。この脆弱性もアップデートで修正されました。AppleはSafari、WebKit、カーネルで発見された複数のセキュリティ侵害も修正しました。

悪意のある攻撃に対する脆弱性を低減するために、デバイスを最新バージョンのオペレーティング システムに更新しておくことは非常に重要です。

今すぐ更新

iPhoneおよびiPadユーザーは、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からiOS 17.3およびiPadOS 17.3にアップデートできます。Macユーザーは、「システム設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からmacOS Sonoma 14.3をインストールできます。

これらのアップデートに加えて、Apple は、主要なシステム アップデートが提供されなくなったデバイス向けに、これらのセキュリティ パッチを含む iOS 16.7.5 と iOS 15.8.1 もリリースしました。

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